定期検診の必要性について歯科医院ですべての治療が終わると、一昔前までは「また痛くなったら来てください。」という感じで終わっていました。しかし現在では、治療が終了したら、できるだけ良好な状態を長期間維持してもらいたい、ずっと噛める状態でいてもらいたいという歯科医師の思いがありますので、定期検診を勧めるようになってきています。 ノレーブ歯科クリニック 山野 浩樹 (2013-07-21) お口の中を清潔に!「口の中が渇く。粘つく」「口臭が気になる」「食べかすがあごに残る」「食事がおいしくない」このような症状はありませんか?このような方にお勧めしているのが、あごや舌、ほほを磨くことです。ブラシでマッサージすると唾液の分泌量が増加します。口の中の汚れを洗い流し潤いがでてきます。舌表面がきれいになり味覚が改善するともいわれています。また、入れ歯の吸着の改善や、食塊も飲み込みやすくなります。専用のブラシがありますので、歯科医師に相談してください。 また、高齢の方、入れ歯を使用している方にもお勧めします。誰の口の中にも存在するカビの一種で口腔カンジダ菌があります。特に入れ歯を使用している方の口の中には多く存在して、粘膜が赤くただれたり白い苔状のものが現れる場合もあります。このようなところに入れ歯があたると痛く感じることがあります。 高齢化社会といわれる現在、高齢者が亡くなる原因でもっとも多いのが肺炎です。その中でも「誤嚥性肺炎」が多くを占めます。口の中を清潔にすることで肺炎の発生が減少すると報告もあります。 快適な生活を送るため、入れ歯も口の中もこまめに磨きましょう。 小原歯科医院 山中有紀子 (2013-12-05)
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